カフェ塾(15)2011年3月

第15回Cafe塾

第1部 テ ー マ :各政党の描く地方分権の明日、道州制への考え方
〜自民党編〜

  講師 / 松浪健太 自民党衆議院議員

各政党の道州制、地方分権への考えの違いを考察する。各党から講演者を招致する、その第三弾、自民党です。

講師経歴:現衆院議員(大阪第10区選出)39歳。平成9年 早稲田大学商学部卒業 、 産経新聞社 社会部記者、平成14年10月 衆議院議員 初当選。安倍内閣において厚生労働大臣政務官、福田内閣において厚生労働大臣政務官留任、福田改造内閣において内閣府大臣政務官。 麻生内閣において内閣府大臣政務官。第45回衆議院総選挙にて3期目。

第2部 シンポジュウム:道州制で市民生活はどう変わる?

パネラー:松浪健太 衆議院議員(自民党)
江口克彦 参議院議員(みんなの党)
坂本充 新生燦都代表(元大阪府会議員)
高松義直 関西州ねっとわーくの会代表

コーディネーター:小倉暁 Cafe塾塾長

 

第15回カフェ塾 報告

去る3月13日(日)「関西州ねっとわーくの会」主催、第15回道州制カフェ塾が高槻市民会館で行われました。今回は「各党の描く~地方分権・地域主権の明日」シリーズの第3弾として自民党の松浪健太衆議院議員をお招きしました。

東北地方での大震災にもかかわらず200名以上の参加があり、カフェ塾としては最大規模の開催となりました。200名の参加者のほとんどは松浪議員の後援者の方々ということもあり、「ねっとわーくの会」としては、市民団体主催の道州制講演会・シンポジウムという枠組みを崩さず、誰もが参加できる会にしようということで腐心してきたところです。

実は、今回のカフェ塾では初めての試みとして複数ゲストによる「シンポジウム」も行いました。松浪議員と共に超党派の「道州制懇話会」を立ち上げられた「みんなの党」最高顧問の江口克彦参議院議員にも討論に参加いただきました。関西広域連合をめぐる評価ではネガティブ評価の松浪議員とニュートラル評価の江口議員というような違いはありましたが、ふくらみのある話になったのではないかと思います。また市民団体からのゲストとしては元大阪府会議員で独自に道州制人材養成塾を主催されている坂本充さんにも討論に参加いただきました。これからの関西の道州制運動の一つのかたちが見えてきたようにも思います。関西州ねっとわーくの会では、複数の市民団体・経済団体・教育団体・労働団体、行政・地方議員・国会議員が一堂に会し、関西の未来を決めていく草の根住民参加の「関西州サイバー議会」の立ち上げを構想しています。 関西広域連合が行政事務組合=団体自治の色彩が濃いのに比べ、関西州サイバー議会はまさしく民主主義の再興と住民自治を担います。「国の出先機関」の受け皿ができるのと、関西州の住民自治の受け皿ができるのとはわけが違います。そこを担っていこうと考えています。坂本さんのグループとの共同作業の意味はここにあります。是非かたちにしていきたいと思います。

また今回は初めてマスコミの取材が入りました。23日、朝日放送夕方 (午後4:50~) の「newsゆう+」で関西広域連合奈良不参加の問題とこのシンポジウムが報道される予定です (あくまでも予定ですが)。これを機会に多くの方に道州制に関心をもってもらえるのではないかと期待しています。

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